携帯もパソコンもTVもなかったのに、
どうしてあんなに楽しかったのだろう。
★ ストーリー
昭和33年、東京タワーが完成するこの年、東京下町の夕日町三丁目では、個性豊かな住民たちが暮らしていました。八百屋に雑貨屋、理髪店などが立ち並ぶ商店街はいつもにぎやか。そんなある日、短気だけれど家族思いの父親・則文(堤真一)とやさしい母親・トモエ(薬師丸ひろ子)、やんちゃな小学生の息子・一平(小清水一揮)が暮らす自動車修理工場・鈴木オートに、六子(堀北真希)が集団就職で上京してきました。ところが、立派な会社を期待していたらしい六子は、どこかがっかりした様子……。
一方、鈴木オートの向かいにあり、何かと則文と反発しあう駄菓子屋の店主、茶川竜之介(吉岡秀隆)。芥川賞の最終選考に残ったこともあるけれど、今は三流少年誌に子供向け冒険小説を執筆しつつ、細々と生活しているしがない小説家です。そんな彼が恋心を抱く一杯飲み屋のおかみ・ヒロミ(小雪)のところに、引き取り手のない少年・淳之介(須賀健太)が連れられてきました。ヒロミの店で酔っ払った茶川は、ひょんなことから淳之介の世話をすることに……。
さて、六子が加わった鈴木家には何が起こるのでしょうか? さらに、淳之介と茶川の奇妙な同居生活の行方は? 夕日町三丁目の人々には、どんな未来が待っているのでしょうか?
★ 概要
昭和33年(1958年)の東京の下町を舞台とし、夕日町三丁目に暮らす人々の暖かな交流を描く感動ドラマに仕上がっている。(東京の愛宕町界隈を想定している。)また技術的な面では、建設中の東京タワーや、東京都電など当時の東京の街並みをミニチュアとCG(いわゆるVFX)で再現した点が特徴的である。
なお、映画に出てくる、三丁目の住宅、商店、街並みは街全体、隅々まで全てセットで再現されており、東宝第2、9ステージ及び、館林市にあるとある所有地のオープンセットで撮影された。今はなきミゼット、家電、お店の商品はほとんどが、日本全国から集めだした本物である。
興行面でいうと、公開1週目と2週目は興行首位を記録したが、3週目に『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』などが公開された影響でランクダウンしている。しかしながら2005年中に200万人超を動員する大ヒットを記録。全国200館を越す映画館で上映延長が決定し、年越しロングランヒットとなった。(翌年の3月頃まで各地で上映され、2006年12月現在なお上映中の地方もある。) 最終興行収入32.3億円。
また、多くの映画賞を受賞し、高い評価を得ている。2005年12月22日、日本アカデミー賞(日本テレビ)において全部門(13部門)で受賞。2006年3月3日、日本アカデミー賞の最優秀賞発表では、この13部門の内12部門で最優秀賞を獲得。大きな話題となった。
この映画の影響として、薬師丸ひろ子の「NHK紅白歌合戦」の出演などが挙げられる。この映画のヒットや彼女の演技が高く評価され、2005年12月28日に紅白歌合戦の審査員として出演することが発表され、31日に出演した。
公開中から続編の制作が噂されてきたが、2006年11月、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の制作が発表された。本作のラストシーンから4カ月後の、昭和34年春を舞台に描かれ、本作の出演者がほぼそのまま出演する。2007年1月クランクイン、2007年11月公開予定。
『美しい国へ』(文藝春秋、安倍晋三(現、内閣総理大臣)著)の中で、「映画『三丁目の夕日』が描いたもの」として、本作品が書かれている。
★ キャスト
吉岡秀隆 ------茶川竜之介役
1970年8月12日生まれ 埼玉県出身
【主な映画出演作】
「遥かなる山の呼び声」(80年)、「男はつらいよ」シリーズ(81~95年)、「八月の狂詩曲」(91年)、「学校II」(96年)、「鉄道員」(99年)、「雨あがる」(00年)、「ジュブナイル Juvenile」(00年)、「海は見ていた」(02年)、「半落ち」(04年)、「隠し剣鬼の爪」(04年)ほか
堤 真一------鈴木則文役
1964年7月7日生まれ 兵庫県出身
【主な映画出演作】
「女殺油地獄」(92年)、「弾丸ランナー」(96年 以降02年の「DRIVE」までSABU監督の5作品で主演・出演)、「39 刑法第三十九条」(99年)、「卒業」(03年)、「着信アリ」(04年)、「ローレライ」(05年)、「フライ,ダディ,フライ」(05年)、「姑獲鳥の夏」(05)ほか
小雪------石崎ヒロミ役
1976年12月18日生まれ 神奈川県出身
【主な映画出演作】
「ケイゾク/映画」(00年)、「回路」(01年)、「Laundry」(02年)、「スパイゾルゲ」(03年)、「ALIVE」(03年)、「ラスト サムライ」(03年)、「嗤う伊右衛門」(04年)、「Jam Films S」(05年)ほか
堀北真希------星野六子役
1988年10月6日生まれ 東京都出身
【主な映画出演作】
「COSMIC RESUCE」(03年)、「Seventh Anniversary」(03年)、「ウイニング・パス」(04年)、「渋谷怪談」「渋谷怪談2」(04年)、「母の居る場所~台風一過~」(04年)、「HIRAKATA」(04年)、「怪談新耳袋劇場版 視線」(04年)、「予言」(04年)、「HINOKIO」(05年)、「逆境ナイン」(05年)ほか
三浦友和(特別出演)------宅間史郎役
1952年1月28日生まれ 山梨県出身
【主な映画出演作】
「大日本帝国」(82年)、「天国の駅」(84年)、「マリリンに逢いたい」(88年)、「悲しきヒットマン」(89年)、「226」(89年)、「遥かなる甲子園」(90年)、「M/OTHER」(99年)、「しあわせ家族計画」(00年)、「茶の味」(04年)、「SURVIVE STYLE5+」(04年)ほか
もたいまさこ------大田キン役
1952年10月17日生まれ 東京都出身
【主な映画出演作】
「北京的西瓜」(89年)、「病は気から 病院へ行こう2」(92年)、「シャ乱Qの演歌の花道」(97年)、「真夜中まで」(99年)、「金融腐蝕列島<呪縛>」(99年)、「双生児-GEMINI-」(99年)、「お受験」(99年)、「スイート・スイート・ゴースト」(00年)、「突入せよ!『あさま山荘』事件」(02年)、「バーバー吉野」(02年)ほか
薬師丸ひろ子------鈴木トモエ役
東京都出身
【主な映画出演作】
「READY!LADY」(89年)、「病院へ行こう」(90年)、「タスマニア物語」(90年)、「きらきらひかる」(92年)、「ナースコール~わたしたちは天使じゃない」(93年)、「マグニチュード」(97年)、「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」(03年)、「レイクサイド マーダーケース」(05年)、「鉄人28号」(05年)、「オペレッタ狸御殿」(05年)ほか
須賀健太 ------古行淳之介役
1994年10月19日生まれ 東京都出身
【主な映画出演作】
「人にやさしく」(2002年、五十嵐明 役)
【主なテレビドラマ出演作】
「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」(06年)、「ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007年11月公開予定)
★ 受賞記録
- 第30回報知映画賞(2005年11月29日発表)
- 最優秀作品賞:「ALWAYS 三丁目の夕日」
- 最優秀助演男優賞:堤真一
- 最優秀助演女優賞:薬師丸ひろ子
- 第18回日刊スポーツ映画大賞(2005年12月28日受賞式)
- 石原裕次郎賞
- 助演男優賞:堤真一
- 助演女優賞:薬師丸ひろ子
- 第1回日刊スポーツ映画読者賞(邦画242本中第1位)
- 第60回毎日映画コンクール(2006年1月19日発表)
- TSUTAYAファン賞
- 撮影賞:柴崎幸三
- 美術賞:上條安里
- 技術賞:VFXスタッフ
- 第20回デジタルコンテンツグランプリ(2006年1月25日)
- DCAj会長賞:山崎貴監督・白組
- 第11回AMDアワード(2006年2月1日)
- Best Director賞:山崎貴
- 第27回ヨコハマ映画祭 (2006年2月5日)
- 技術賞:山崎貴
- 助演女優賞:薬師丸ひろ子
- 最優秀新人賞:堀北真希
- 2005年度日本映画ペンクラブ賞 (2006年2月6日)
- 日本映画ベスト1
- 第48回ブルーリボン賞(2006年2月7日)
- 助演男優賞:堤真一
- 助演女優賞:薬師丸ひろ子
- 2006エランドール賞(2006年2月9日)
- 作品賞「TV Taro賞」(映画部門)
- プロデューサー賞:阿部秀司
- 新人賞:堀北真希
- 第79回キネマ旬報ベスト・テン(2006年2月11日)
- 読者選出日本映画ベスト・テン第1位
- 委員選出日本映画ベスト・テン第2位
- 日本映画助演男優賞:堤真一
- 日本映画助演女優賞:薬師丸ひろ子
- 読者選出日本映画監督賞:山崎貴
- 第3回シネマ夢倶楽部賞・ベストシネマ賞(2006年2月20日)
- シネマ夢倶楽部賞:東宝(株)
- ベストシネマ賞:「ALWAYS 三丁目の夕日」
- 第29回日本アカデミー賞(2006年3月3日発表)
- 最優秀作品賞:「ALWAYS 三丁目の夕日」
- 最優秀監督賞:山崎貴
- 最優秀脚本賞:山崎貴・古沢良太
- 最優秀主演男優賞:吉岡秀隆
- 優秀主演女優賞:小雪
- 最優秀助演男優賞:堤真一
- 最優秀助演女優賞:薬師丸ひろ子
- 最優秀音楽賞:佐藤直紀
- 最優秀撮影賞:柴崎幸三
- 最優秀照明賞:水野研一
- 最優秀美術賞:上條安里
- 最優秀録音賞:鶴巻仁
- 最優秀編集賞:宮島竜治
- 新人俳(女)優賞:堀北真希
- 第25回藤本賞(2006年6月7日)
- 藤本賞・特別賞:阿部秀司・奥田誠治
★ 予告編
★ 主題歌:D-51「ALWAYS」
★ 関連記事
・2005年11月5日 初日舞台挨拶
・2005年10月24日 東京国際映画祭舞台挨拶
・2005年10月16日 完成披露イベント
・2004年12月2日 製作発表
☆中文片名:幸福的三丁目
☆英文片名:Always
☆日本上映日期:2005/11/05
☆台灣上映日期:2007/03/23
☆上映時間:2時間13分
☆原作:西岸良平「三丁目の夕日」(小学館:ビッグコミックオリジナル連載中)
☆主題歌:D-51「ALWAYS」
☆導演/編劇:山崎貴(武者回歸)
☆製片預算 / 興行収入:¥14,000,000 / 32.3億円
☆次作:ALWAYS 続・三丁目の夕日
☆日文官方網站:http://www.always3.jp/05
☆ 次作官方網站:http://www.always3.jp/
☆「応援委員会」ファンサイト:http://www.geocities.jp/always3chome/
☆中文官方部落格:http://blog.sina.com.tw/always/index.php?pbgid=35356
★劇情簡介
改編自西岸良平連載逾三十年的同名漫畫,發行量超過1400萬本。昭和33年,是東京鐵塔修建竣工的一年,也是二次大戰後日本逐漸從希望中復甦的一年。到東京發展的鄉下女孩六子,滿懷希望可以到東京的大公司工作,沒想到卻來到了充滿人情味的三丁目,成為汽車維修工廠的學徒,展開了她的新生活。臭脾氣的老闆鈴木、溫柔的鈴木妻子、調皮的兒子一平、一心想成為作家的柑仔店老闆和寄養在他家的小男孩,三丁目的鄰里巷弄間上演著一幕幕純樸敦厚的悲歡離合,在那個電視和冰箱剛剛問世的五○年代,在那個好人總是純真、壞人也不會太壞的美好時代,一切都溫暖地令人動容。
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感謝朱朱人熱情提供~!
之前就有聽說這部得了不少獎
有點好奇但是完全沒有接觸到相關宣傳的訊息
拿到片子之後也是在我的電腦裡面躺了好幾天才拿出來看
沒想到...真好看!!
我喜歡片中的氣氛
不會太緊張、太懸疑、但又帶點搞笑、不會無聊
堤真一演的老爸我還真喜歡
是說年過40的黃金單身漢演爸爸一點都不奇怪
和小孩打成一片也無所謂
還會把頭鑽到冰箱裡面去 XD
須賀健太真的好~~~可愛唷
不管是演頑皮的小孩或是這裡有點悲情的小孩
都可以完全抓到該有的神韻
根本就是天才!跟小努有得拼了(不過小努長大了...)
然後孤島醫生!!
我看了老半天還認不出是他
只覺得這個人好眼熟
沒想到旁邊室友路過看了一眼問我說:那是金城武嗎? XD
完全不是唷(噗!)
說到這部....
回覆刪除早知道你想看我就給你了~~~
因為我很久之前就抓到了
當初看到他得到一堆獎
然後又有一堆認識的演員
只是... 沒想到這部不合我胃口
不知道事前面太無聊還是我跟我姐太晚看
又或者 我不是日本人
總之呢~~~ 我就看了一小段 (真的很小段.. 大概才十分種吧= =")
我就放棄了... 將他交給我姐 等他看完在跟我說到底怎樣...
不知道它還在我姐的硬碟裏沉睡嗎XD
不過你的室友.... 還真好笑~~
孤島醫生 跟 金城武 外表明明就差還滿多的ㄝXD
版主回覆:(10/06/2009 03:13:20 AM)
是喔!! 不過還好朱朱人有給我
這樣就不用再麻煩你啦~
這部前面一大半其實真的會有點步調太慢
但是到了後半部完全就是哭慘啦
也許是鋪陳的部份有點太冗長了啦
不過真的很値得看
改天你再找你姐一起看吧
哈哈~他就說有個角度很像
看到後來都眼淚都快掉下來了
被他那麼一講反而停機笑了好久...XD