7月27日スタート テレビ朝日系 毎週金曜23:15-0:10
出演:堂本光一、中丸雄一、加藤夏希、平良とみ、篠井英介、山下真司ほか
解説:堂本光一が5年ぶりに連続ドラマに出演。
寿司と唐手を極めるべく全国を旅する青年のアクションコメディー。
■時間:'07年7月24日(火)
■場所:ザ・プリンス パークタワー東京
■出席:堂本光一、中丸雄一、加藤夏希、山下真司、阿久津賀紀、
堤幸彦(監督)、藤本一彦(プロデューサー)
●相関図
●スタッフ・出演者からあいさつ
司会:
ただいまより「スシ王子!」制作発表記者会見をはじめさせていただきます。このところ、ハンカチ王子、ハニカミ王子と「王子ブーム」が続いておりますが、この夏、テレビ朝日が満を持して登場させるのが“スシ王子”です。おかげさまで最近絶好調の金曜ナイト枠にて、5年ぶりの連続ドラマ出演となる堂本光一さんと堤幸彦監督の強力タッグでお送りいたします。また、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ドラマの放送開始前に映画化が決定するという前代未聞の注目作品です。皆さまにご協力をいただいて、日本中に「スシ王子ブーム」を巻き起こしていきたいので、よろしくお願いいたします。
それでは、KinKi Kidsのお二人が歌います、番組の主題歌「涙、ひとひら」に乗せて出演者の皆さまにご登場いただきたいと思います。大きな拍手でお迎えください。
(出演者入場)
さあ出演者の皆さまが揃いました。本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、出演者の皆さまにごあいさつを伺ってまいります。まず始めに、この「スシ王子!」の原案・監督を務めていただいた堤さんより、作品化に至る経緯のご説明を含め、ごあいさつをよろしくお願いいたします。
堤:
皆さん、たくさんお集まりいただきましてありがとうございます。このような盛大な会見を開く事ができて、とても幸せでございます。
世界中で寿司が大ブームでございまして、どこに行っても寿司が食べられる世の中になってきています。しかし、なかなか本当の日本流の寿司っていうのはないんじゃないかなと。そういう嘘の寿司をたたき潰す本当の職人はいないのか、と思って企画したのが、そもそものきっかけでございます。やっているうちに「スシ王子!」という題名を思いつきまして、こんなにも王子ブームになるとは思っていなかったんですけれど、王子といえば光一だろう、ということで、堂本光一さんにお願いし、どんどん話が膨らんでここまで来たという次第でございます。先ほど、1話をご覧になっていただいたと思うんですが、あんな感じでワンクールずっと突っ走っていきたいと思っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。(会場拍手)
司会:
それでは、この夏の王子はこの方で決まりです! スシ王子こと米寿司(まいずつかさ)役、堂本光一さん、よろしくお願いいたします
堂本:
お忙しい中、お祭り…じゃなくって(笑)、お集まりいただきましてありがとうございます。
今回この「スシ王子!」の話を、最初に監督とさせていただいたのはもう1年半前ぐらいになるんでしょうか。それぐらいの時にお話をいただいて、監督と久しぶりに会うことができまして、過去2作品ぐらい一緒にやらせていただいておりますが、いまの形とは違う台本だったんですけれど、台本を拝見したところ、これを堤監督が撮るなら面白くならないわけがないと自分も思いました。皆さんも先ほど1話を見ていただいたと思いますが、パンチ(パーマ)だろうとなんだろうと、自分は全然やりますし。もし、パンチが最終話まで続くのであれば、実際にパンチにしてもよかったなという思うぐらいの気持ちです。いや、本当ですよ?(会場笑) でも司という役は非常にストレートで、ちょっと気合いを入れると(髪型が)すぐストレートに戻ってしまうというような、あり得ないような内容のエンターテインメントなので、楽しいドラマを皆さんにもご覧になっていただきたいなと思っております。(会場拍手)
司会:
続いて、意外にも今回が連続ドラマに初出演となる、司の相棒として各地を巡る河原太郎役の中丸雄一さん、お願いいたします。
中丸:
高いところから失礼します。河原太郎役の中丸雄一です。連続ドラマは初めてということで、僕はすごい緊張して、わけの分からないこともたくさんあったんですけれども、そこは事務所の先輩の光一くんがいるということで、なんとかドラマを全部撮り終えることができました。それにプラスして、堤監督の作品というのも、監督が撮っていると知らずに何作品も見ていたということも、撮っている最中に気付いて。すいません(笑)。そういうのをかみしめながら演じました。
河原太郎という役は、司に付いて行く弟分みたいな役なんですが、いろいろ秘密を握ってまして、ドラマの後半を盛り上げてくれる役になっております。皆さんぜひ見ていただきたいですね。ありがとうございました。(会場拍手)
司会:
続いて、司の寿司職人としての再出発を手助けする、1、2話のヒロイン、源ウミ役の加藤夏希さん、よろしくお願いいたします。
加藤:
皆さんきょうは暑い中お集まりいただき、ありがとうございます。1、2話のヒロインをやらせていただいております、ウミ役の加藤夏希です。
私は今回初めて仕事を持った女性を演じさせていただいたんですが、なおかつ名古屋弁の役で、堤監督直々に名古屋弁を教えていただき、驚くたびに「みゃあ」と言い(笑)、名古屋の人にも愛されたらいいなと思いながら演じていました。
毎週金曜日放送なんですが、「金曜の夜はお寿司が食べたくなっちゃうぞ!」みたいなドラマになったらいいなと思います。“キンキンキラキラスシ王子”です(笑)。実は、私は3話より先の台本をいただいていなくて、一体その先どんな内容になっているのか分からないので、非常に私も楽しみにしています。ウミは記者の役なんですが、世の中のしがらみや圧力に負けず、記者の皆さんにもパワーを与えられたらいいなと思う元気な役です。ラブシーンもてんこ盛りです!
堂本:
ラブシーンはないない!(会場笑)
加藤:
あれ、ありませんでしたっけ?(会場笑) どうぞ、お楽しみに!
司会:
そして、最後までお待たせして申し訳ありません。宮古島のティダ寿司の主人にして、自然流琉球唐手の免許皆伝。司を各地への寿司修行へと導く、奥平海月(くらげ)役、山下真司さん、よろしくお願いいたします。
山下:
どうも皆さん、お暑い中ありがとうございます。
あまり愚痴を言ってもしょうがないんですけど、今回の撮影は、私、芸能界28年いますが一番大変な撮影でした。作品は面白かったんですけど、スケジュールが厳しくて。初日は朝8時に始まって終わったのが翌朝の6時でした。「24時間働けますか?」というコマーシャルが頭の中を何回も巡り、その次の日も朝5時まで働きました。(会場笑) こんな過酷なスケジュールで、ほかの役者さんたちも愚痴をこぼしていました、裏で。「何を考えているんだ、殺すんじゃないか!」と(笑)。
そんな中、堂本光一くんだけが、寡黙に、クールに、頑張っていました。集中力も途切れさすことなく。我々、中丸と加藤の3人はくだらないジョークを夜中の2時、3時に連発して…。
中丸:
ええっ、僕は言ってないですよ!
山下:
いいよ、お前は変なとこにつっこまなくて。(会場笑)
まぁ、彼も面白くて。僕らは天然ですけれども、光一くんだけはクールでかっこよくて。監督に言ったんです「いやぁ、光一かっこいいですねぇ」って。そうしたら監督も「彼は集中力もあるし、非常にストイックな男ですよ」って。それで「監督、僕はどうですかね?」って自分のことを聞いてみたら、「あなたは図体がでかいだけの食いしん坊ですから」って言われてね。(会場笑) そんな言い方されて…もう一生面倒見てくださいよ、ほんとに(笑)。監督とは何作かご一緒してるんですけど、今回が本当に一番きつかったですよ。
堤:
ほんとですか?
山下:
きつかったですよ。きょうも映画の撮影で朝の3時、4時という予定なんです。で、監督に「なんで監督だけ元気なんですか?」って聞いたら、「僕はサメなんです。泳いでなきゃ死んじゃうんです」とか、なんかかっこいいこと言ってたんですけど。光一と堤監督のタッグは出演しない方がいいと思います。殺されます(笑)。
堤:
そろそろ止めた方がいいですよ(笑)。
司会:
まだ大丈夫です(笑)。
山下:
そうだ光一くん、養子縁組しよう! そうしたら僕が働かなくて遊んで暮らすから。だって稼ぐもんこいつ。(会場笑) めちゃめちゃ働きますからね、皆さん。ほんとにかっこいいやつです。「スシ王子!」よろしくお願いします。(会場拍手)
司会:
出演者の皆さん、堤監督、ごあいさつありがとうございました。
それでは引き続き質疑応答に移らせていただきます。ご質問のある方は挙手にてお願いいたします。なお、今回はドラマに関する質問のみとさせていただきます。ではそちらの女性の方。
●「スシ王子!」というタイトルをどう思った? またパンチパーマの感想は?
記者:
光一さんにお聞きしたいんですけど、5年ぶりのドラマ出演ということで、最初に「スシ王子!」というタイトルを聞いてどう思われましたか? あと、役柄的に最後までパンチパーマでよかったと先ほどおっしゃっていましたが、ご自分のパンチパーマ姿を見てどう思われたか教えてください。
堂本:
どう思われましたか? 逆に。
記者:
えっ。思ったよりというか…意外と…じゃなくて(笑)、想像以上にステキでした!(会場笑)
堂本:
ステキっていう言葉はズルイですよね(笑)。
このタイトルを聞いたとき、果たしてそれでいいのだろうかと。まあ自分自身も、自分で言うのもなんですけど王子と呼ばれ(笑)、でも間違っちゃいけないのは、誰も自ら王子と言っているのではなく、きっとハンカチ王子とかハニカミ王子とか、ポッチャリ王子、皆さん自分で言ってないと思うんですよ。まあ唯一僕だけは、自分で言っていることもたまにあるんですけども(笑)、このタイトルでいいのか、と正直思いました。でも本当に周りの人からは、いままでないくらいすぐに覚えていただけているようで、インパクトが強い分、いろんな人に「『スシ王子!』やるんでしょ?」っていうふうにおっしゃっていただけて。そういうのを耳にしたんで、やっぱりインパクトがあるタイトルなんだなぁと思って。ある意味、そのへんは堤監督が思い浮かべる独創的な発想には信頼を置いていますし、これだけインパクトが与えられたということでよかったなと僕は思いますね。
パンチパーマに関しては、もっとヤバイかなぁと自分自身も思っていたんですけど。きっとヤバイって思っている人もいるでしょうけど、一応、カメラにおさめておきました、思い出として。(会場笑) 本当に内輪だけの知り合いには携帯で写真を撮って送ったところ、「君に何が起きたんだ!?」という返事も返ってきましたし。そういった意味でもタイトルも、内容も、インパクトある作品になっているんじゃないかと思っております。
●堤監督、光一くんの魅力は何ですか?
記者:
堤監督にお伺いしたいんですけれども、今回光一くんとのタッグ3作目ということで、光一くんの魅力について語っていただければと思うんですけど。
堤:
まず見た通りかっこいいです。これはもう、どうしようもないんです。かっこいいです(笑)。
仕事をしてみて、前やらせていただいた仕事は、クールだったりおとなしかったり内なるものを秘めているような役が多かったんです。今回の役は非常にストレートで、寿司職人ということと、自然流の、琉球唐手の継承者というふたつの面を併せ持ち、なおかつ宮古島という自然に恵まれた楽園出身者ということで、いろんな事を要素として持っているので、ちょっといろいろと大変かと思うんですけども、この人は、魅力というのもなんなんですけど、とにかくめちゃくちゃ真面目な人でございまして。今回は非常にアクションシーンが多いんですけど、99パーセント代役なし。どんな高いところでも「やめろ」って言っているのに「いや、全然大丈夫です。飛びますよ」とか、危険なところでのアクションでも「大丈夫です、やりますから」って。あと、思いっきり殴られなきゃいけないので、しかも後ろ姿だから、殴られるのはプロの人がいいんじゃないって言ってるのに「大丈夫っす、僕やります」って。どこまでいっても自分でやるという。僕は身体能力という意味でいうと、日本の俳優さんの中でも相当トップクラスじゃないかって。体が動き、なおかつきれいでアクションが相当すごい。それから、寿司を握るっていうことに関しても、どれくらい練習しましたかね。何回もだよね?
堂本:
そうですねえ。まあ、寿司屋にちゃんと行ったのは2日間だけですけどね。あとはその都度現場でやりましたね。
堤:
ずーっと練習してましたもんね! 撮影時は全身、酢臭くなっていましてですね(会場笑)、ちょっと大変だったと思うんですけど、その成果もドラマで出ていると思うし、とにかくストイックで真面目ということが、最大の魅力だと思います。
●宮古島の印象や、エピソードなどありましたら
記者:
皆さんに質問です。先ほど山下さんから少しお話ありましたが、クランクインの宮古島の印象ですとか、そこで起きたエピソードなどありましたら。お一人ずつお願いします。
加藤:
時期も時期だったんですが、非常に天候にも恵まれ、撮影はずっと太陽カンカン照りの中でうまくいけたんですが、最終日に私はお休みをいただいたんですよ。その日はようやく海で遊べる、泳げると思ったら、大雨で風もひどくて。でも、宮古島といえば青い珊瑚礁(さんごしょう)を見に行こうと思って、一緒に出演した袴田(吉彦)さんや他の出演者の方を誘ったんですが…。
堂本:
僕は誘われなかったです…。(会場笑)
加藤:
同じ場所で合流したんですけどね(笑)。結局風がひどくて思う存分遊べなかったなっていう思い出です。でも撮影の間に、たくさんお買い物はしました。
司会:
堂本さんは宮古島での撮影のエピソードなどはありますか?
堂本:
そうですね、誘われなかったっていう。(会場笑)
自分も最後の日は帰るだけだったので、監督と一緒に、宮古島の…なんていうんでしょうか、とりあえず“どこでもとにかく行ってみようツアー”っていうのをしまして。監督の知っている貝宝館を訪れまして、行けども行けども貝なんですよね。これ見て楽しいんかなって思いつつ、そんな自分が楽しい(笑)。
堤:
お土産買ってたじゃん。
堂本:
(堂本)剛にお土産を買って帰りましたけどね。いろんなところを回りまして、非常にステキな、素晴らしい場所だなと思いました。まあ、撮影している時にもそれは感じたんですけど、ちゃんと宮古島で育った人間を演じるわけですから、こういったすてきな環境で育った米寿司はとてもピュアなんだろうなという印象になりましたし。撮影自体も、先ほど山下さんもおっしゃっていましたけど、非常に時間的には厳しいスケジュールではございましたが、でもその環境のいい中で撮影ができたということが自分にとっても素晴らしい時間になりました。宮古島はすてきなところだなというのが印象です。
司会:
では続いては中丸さん…。
山下:
あの、僕また最後になるのは嫌なんで(笑)。楽しい撮影だったんですけど、地元の皆さんに大変迷惑をかけたのも事実です。
撮影の2日目ですかね、朝5時くらいです。史跡みたいなところで撮影をしていたんです。アクションシーンをね。たいまつをたいて、大声で「よっ、スシ王子!」とか言いながらやっていたら、「何考えてんだ! こんな時間に!」って沖縄弁で怒られちゃって。近所の人が怒って「火までたいて!」って。で、丁重に丁重に、お詫びしたんですけど、堂本光一くんが来てるっていうことを知ったら、「それならいいよ。ゆっくりやってきなさい」っていうことになりまして。(会場笑) まあそんなこともありましたね。はい次、中丸くんどうぞ!(会場笑)
中丸:
宮古島はすごく自然がきれいなところで、僕はひたすら海に行ってましたね。最後の日に飛行機の時間まで何時間かありまして、監督がすごい絶賛した池の大橋にも行きましたね。ものすごくきれいでした。それを見て、次の3話から頑張ろうっていう気持ちになりましたね。
●司vs司のスシ対決!
司会:
ありがとうございます。出演者の皆さまからエピソードをお伺いしました。では、このあたりで質疑応答を終了させていただきます。
さて、皆さん突然ですが、この会場にもうひとり、いまかいまかと登場を待っている方がいらっしゃるんです。早速ご入場いただきましょう。スシ王子という異名を取った少年時代の司を演じた阿久津賀紀くんです。皆さん拍手でお迎えください!
(会場拍手)
阿久津くん、きょうはどうしてこちらの会場にいらっしゃったのでしょうか?
阿久津:
僕の握ったお寿司と、光一さんの握ったお寿司のどちらがおいしいか、勝負しに来ました!
司会:
勝負しに来ました!? ということは、ここでお寿司を握ってくれるんでしょうか?
阿久津:
はい。用意もしてあります! (会場笑)
司会:
ということは、これは挑戦状と受け取っていいんでしょうかね、光一さん?
堂本:
間違いなく(阿久津くんの寿司は)うまいと思うんですよね。ドラマの中でもスシ王子と呼ばれたのは、この時代なんですよ。大人になってからは寿司を捨てているところからスタートだったんで。びっくりしました、こないだ(阿久津くんが寿司を)握っているシーンを見て。すごいですよね。
堤:
はい。お米に対する考え方もしっかりしています。(会場笑)
堂本:
そこまでですか! でも、やっぱりここはちょっと、年齢的にも格の違いを…。
司会:
では、司少年からの挑戦状を受けていただけますでしょうか?
堂本:
僕からもお願いします。
司会:
さあ、急きょ寿司対決が行われることになりました。ということで、堤監督、山下さん、テレビ朝日の藤本プロデューサーに食べ比べていただいて、勝敗を決めていただきたいと思います。それではよろしいでしょうか、光一さん。
堂本:
はい、頑張ります。
司会:
阿久津くんもよろしいでしょうか。
阿久津:
はい。
堂本:
いま何歳だっけ? 阿久津くん。
阿久津:
9歳です。
司会:
お寿司握るのは、結構練習しましたか?
阿久津:
練習は家でもして、築地市場の先生が来て、何回も教えてもらいました。
堂本:
すいません、僕よりも練習してるんじゃないでしょうか(笑)。
司会:
じゃあ、きょうのこの対戦は自信はありますか?
阿久津:
う~ん…ちょっとある。(会場笑)
司会:
いままでの練習の成果を見せてくださいね。光一さんは自信の程は?
堂本:
いや、もうそれは20年近く長く生きていますからね。これはもう勝たなきゃ恥ずかしいですね。ドラマをやっている以上は。
司会:
よろしくお願いします。それではお二人にはお寿司を3貫ずつ握っていただいて、審査の皆さんにそれぞれお寿司を試食していただくことにします。ではお二人、手を洗ってスタンバイをよろしくお願いします。
さあここに6つ、ネタが用意してあります。エビ、ホタテ、赤身、カレイ、トロ、カニ、6つのネタがあります。この中から3つ選んで、お寿司を3貫作っていただきます。それでは、はじめ!
(二人、寿司を握る)
お二人ともお寿司が完成しました! それではカメラに向かって披露してください。
(写真撮影。阿久津はトロ3貫、堂本はトロ1貫・シャリ2貫)
では試食タイムとなります。阿久津くん、試食席の方へお寿司を運んでください。それでは審査員の方々、お寿司を召し上がってください。
続いては光一さん、試食席の方へお寿司を運んでください。ひとつだけトロ、あとはシャリということですが…。
堂本:
これは僕なりに考えがあります。監督には、こちら(シャリ)を。最近太ったことを気にしているらしいので。(会場笑)
堤:
客の気持ちを握れという文言がドラマにあるんですよ。ありがとうございます。
堂本:
プロデューサーには普通に食べていただいてもよろしいかと思いまして、トロを握りました。
藤本P:
なるほど。トロはうまいですからね。
堂本:
山下さん(のシャリ)は、そろそろメタボリックに気をつけていただこうかと思いまして。
山下:
メタボリック? 心遣いだよね。(会場笑) 最初見たときはバカにしているのかと思ったけど、やっぱりちゃんと「スシ王子!」のテーマを入れてきたね。光一はどこまでもストイックだよね。サービス精神がないもんな、ありがとう(笑)。
司会:
みなさん、光一さんのお寿司はいかがでしょうか?
山下:
うまい! さっきのトロがちょっと脂っぽかったから、シャリだけがさっぱりとしてちょうどいいね。
司会:
それでは、早速判定へと参ります。どちらのお寿司がおいしかったのでしょうか? 皆さん、おいしかったと思う方の札を上げてください!
…山下さんは阿久津くん、そしてプロデューサーは阿久津くんと光一さん、監督は阿久津くんということで、阿久津くんの勝利です、おめでとうございます!(会場拍手) よかったね、勝ったよ?
阿久津:
…うれしい。(会場笑)
司会:
光一さん、作戦は失敗に終わってしまったようですが?
堂本:
そうですね。本来ならば、米寿司だったらこの場を去って、違う食材を採りに行くくらいのやつだと思うんですね。でも、シャリだけっていうのはやっぱり厳しかったですね。(会場笑) 反省します…。
司会:
それでは敗因を聞いてまいりましょうか。山下さん、光一さんの敗因はなんでしょうか?
山下:
シャリだけじゃ、シャリ(シャレ)にならないよ! なんてダジャレ言ってる場合じゃないですよね。(会場笑) 阿久津くんの笑顔が見たかったんで。よかったです。
藤本P:
僕は優劣がつけがたかったので、両方上げてしまいました。光一くんにも嫌われたくないんで。(会場笑)
堂本:
ちゃんと言ってください(笑)。
藤本P:
でも本当にこれは、優劣つけがたいシャリの握り具合が大変よかったと思います。視聴者の皆さんに番組の中で判定していただければ(笑)。4月27日金曜日、23時15分スタートです。よろしくお願いします。(会場笑)
堤:
やっぱり将来ある若者にですね、夢をくじくような真似をしちゃいけないということで。本当に米を握るっていうのはすごく難しいんですよ。ここが一番重要で、あちらの先生にも聞いてもらえれば分かると思うんですけど、米が寿司の7割の味を決めるといってもいいだろう、ということを聞いておりまして、米を握る練習をとにかくしていただいたわけですけれども。この難しいところはとうにクリアしていただいていたんですけど、まあちょっとお腹が空いていたので、上にネタが乗っていた方がいいかなと思って(笑)。きょうは本当にすいませんでした。ありがとうございました。
司会:
ということで、この勝負は見事阿久津くんの勝利ということになりました。おめでとうございます。それでは阿久津くん、勝利のポーズをお願いします。これから中丸さんと加藤さんが掛け声をしますので、それに合わせてポーズしてください。
2人:
よっ! スシ王子!(会場拍手)
司会:
阿久津くん、ありがとうございます! そしておめでとうございました。引き続き、屋台の前で皆さんの写真撮影に入らせていただきます。
2007年8月20日更新
http://blog.television.co.jp/drama/report/2007/08/post_4.html
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